光学セミナー開催

株式会社ティー・イー・エムと協力し、以下の光学セミナーの開催を予定しています。

【今後の予定一覧】

・2025年2月20日(木)結像光学系設計初級1セミナー(Zemax OpticStudio実習付)(定員に達したため受付終了)
・2025年2月21日(金)結像光学系設計初級2セミナー(Zemax OpticStudio実習付)(定員に達したため受付終了)
・2025年2月27日(木)結像光学系設計初級1セミナー(Zemax OpticStudio実習付)(追加開催)
・2025年2月28日(金)結像光学系設計初級2セミナー(Zemax OpticStudio実習付)(追加開催)
・2025年3月27日(木)午前 レンズの測定評価Webセミナー
・2025年3月27日(木)午後 光学系の誤差解析入門Webセミナー(Zemax OpticStudioサンプル付)
・2025年4月16日(水)午後 光学入門「光線としての光」Webセミナー
・2025年4月17日(木)午前 光学入門「波としての光」Webセミナー
・2025年4月17日(木)午後 光学入門「偏光」Webセミナー
・2025年5月20日(火)照明光学系初級1対面実習セミナー
・2025年5月21日(水)照明光学系初級2対面実習セミナー
・2025年5月22日(木)照明光学系発展Webセミナー


【各セミナー詳細】

●● 結像光学系設計初級1セミナー(Zemax OpticStudio実習付) ●●

<開催日時>
2025年2月20日(木)10:00~17:00)(定員に達したため受付終了)
2025年2月27日(木)10:00~17:00)(追加開催)

<概要>
本講座は、結像光学系設計に関わる基礎的なことがらを初歩から学ぶ講座です。
座学だけでなく、光学設計ソフトZemax OpticStudioを用いて結像光学系の基本的な評価や、
簡単な最適化計算などの実習を行いながら、より理解を深めていただくことを特徴としています。
本「結像光学系設計初級1セミナー」と次日の「結像光学系設計初級2セミナー」を連続して受けていただくと、
光学の基礎から結像光学系の様々なバリエーションまでを続けて学べる構成になっています。
※前半の座学内容は、別セミナー「光学入門2~幾何光学実習」とほぼ同じですが、後半でMTFや
最適化についての説明・実習を行います。

<受講対象レベル>
結像光学系設計の勉強を開始されている方で、Zemax OpticStudioの使用経験がほとんどない方
※使用経験が全くない方もご参加可能ですが、事前にご相談ください。

<内容>
1.光とレンズの基本
 1-1 光の性質 直進、屈折、反射、色、波長
 1-2 光学ガラス 分散とアッベ数
 1-3 レンズの役割 基本用語(結像、焦点、主平面、焦点距離、実像と虚像)
 1-4 結像の作図
 1-5 入射瞳、射出瞳
 【演習】屈折角の計算、凸レンズの結像、焦点距離と倍率の計算等
 【実験】実像と虚像(ルーペの実験)

2.幾何光学的収差
 2-1 理想結像と収差
 2-2 ザイデルの5収差 球面収差、コマ収差、非点収差他
 2-3 色収差
 【実習】 Zemaxの基本入出力(レンズデータ入力、光路図出力、単光線追跡)
 【実習】 Zemaxの収差図表示(単レンズ、非球面、色消しレンズ等)

3.像の評価用関数 MTF(Modulation Transfer Function)
 3-1 像のコントラスト、空間周波数
 3-2 MTFの考え方
 【実習】 ZemaxのMTF計算、スポットダイアグラム出力

4.結像光学系の設計
 4-1 光学設計の流れと最適化
 4-2 Zemaxでの最適化
 4-3 評価関数の作成
 【実習】 レンズの最適化(単レンズ、ダブレットを予定)
※内容は一部変更となる可能性がございます。

<講師>
チームオプト株式会社 春本 祐子、宮前 博、村田 安規

<セミナー開催場所>
株式会社ティー・イー・エム セミナー室
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-1-10 TUGビル5階

<費用>
60,000円(税別)
結像光学系設計初級2セミナーと同時お申し込みで各10%割引(108,000円/税別)となります。

<お申し込み定員>
10名

<セミナー開催方法>
対面形式

<お申込み方法>
以下の、ティーイーエム社HPをご覧ください。




●● 結像光学系設計初級2セミナー(Zemax OpticStudio実習付) ●●

<開催日時>
2025年2月21日(金)10:00~17:00(定員に達したため受付終了)
2025年2月28日(金)10:00~17:00(追加開催)

<概要>
本講座は、前日の「結像光学系設計初級1セミナー」に続くもので、
光学系のバリエーションを増やして、より多くの結像光学系の例を実習に取り入れています。
また、理論的な部分も少し深堀りしていきます。
前日の「結像光学系設計初級1セミナー」と本「結像光学系設計初級2セミナー」を連続して受けていただくと、
光学の基礎から結像光学系の様々なバリエーションまでを続けて学べる構成になっています。
以前実施のセミナー「結像光学系設計入門セミナー」または「結像光学系設計初級セミナー」を受けられたこと
のある方は、次ステップとして「結像光学系設計初級2セミナー」を受講されることをお勧めいたします。

<受講対象レベル>
下記どちらにも該当する方
・結像光学系設計の勉強を開始されている方で、Zemax OpticStudioを使ったことがある方
・結像光学系設計初級1セミナーもしくは同等のセミナーをご受講済みの方

<内容>
1. 結像光学の基礎
  1-1 レンズの基本と近軸特性
  1-2 絞りと瞳
  1-3 開口効率と周辺光量比
  1-4 アフォーカル系
 【演習】光学系の諸量の計算

2. 収差とその補正法
  2-1 ザイデルの5収差と色収差
  2-2 収差係数と収差量の関係
  2-3 色収差の補正法
  2-4 像面湾曲の補正法
  2-5 非球面による収差補正
 【演習】光学系に関する例題

3. 光学系の最適化
  3-1 光学設計の流れと最適化
  3-2 最適化オペランドと変数の設定 
  3-3 硝材選択の方法
 【実習】色消しダブレット、非球面単レンズ、トリプレットの設計
  
4. いろいろな光学系の扱い方
  4-1 アフォーカル系
  4-2 反射系
  4-3 偏芯系
  4-4 ファイバー結合効率
※内容は一部変更となる可能性がございます。

<講師>
チームオプト株式会社 宮前 博、春本 祐子、村田 安規

<セミナー開催場所>
株式会社ティー・イー・エム セミナー室
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋2-1-10 TUGビル5階

<費用>
60,000円(税別)
結像光学系設計初級1セミナーと同時お申し込みで各10%割引(108,000円/税別)となります。

<お申し込み定員>
10名

<セミナー開催方法>
対面形式

<お申込み方法>
以下の、ティーイーエム社HPをご覧ください。




●● レンズの測定評価Webセミナー ●●

<開催日時>
2025年3月27日(木)9:00~12:00

<概要>
レンズなどの光学系を開発するにあたっては、その測定評価は非常に重要です。特に、実際にレンズを製作する際、目標性能を実現するためには、測定評価は不可欠となります。本講座では、長年光学系開発に携わってきた講師が、光学系開発の際に必要となる一連の測定評価について解説します。内容的には大きく二つに分かれており、レンズ単品の測定評価と光学系全体での測定評価について、それぞれ説明します。

<受講対象>
レンズの測定評価について学びたいと考えておられる方を対象としています。光学系開発の実務に関わっておられる方が、レンズの測定評価について網羅的に学習するには最適です。光学系開発の実務を担当されていない方でも、光学についての基礎知識があれば、十分理解していただける内容となっています

<内容>
1.単レンズの誤差(ガラス研磨レンズ、ガラス成形レンズ、樹脂成形レンズ)
   1-1 レンズ面の測定
     球面 r 誤差、ニュートン誤差、非球面、面形状、表面あらさ、干渉測定
   1-2 レンズ外形の測定
     レンズ厚、直径、外径形状
   1-3 レンズ偏心の測定
     芯取り誤差、面偏心
   1-4 屈折率の測定
     屈折率誤差、複屈折

2.組み立て後レンズの測定評価
   2-1 レンズ組立誤差の測定
     レンズ間隔、組レンズ偏心
   2-2 組み立て後レンズの総合評価
     焦点距離、Fno、点像観測(偏心収差、色収差、非点収差)
     撮影解像力、投影解像力、波面収差、MTF
     ザイデル収差(球面収差、コマ収差、像面湾曲、非点隔差、歪曲収差)
     耐熱耐候、周辺光量、ベイリンググレア、外景撮影

<講師>
チームオプト株式会社 丸山 晃一

<費用>
30,000円(税別)

<お申し込み定員>
25名

<セミナー開催方法>
オンライン形式での開催(Microsoft Teams使用予定)

<お申込み方法>
以下の、ティーイーエム社HPをご覧ください。




●● 光学系の誤差解析入門Webセミナー ●●

<開催日時>
2025年3月27日(木)13:00~16:00

<概要>
光学(レンズ)系の設計において、各種誤差(面形状、面間隔、硝材特性、偏心)の解析や設計へのフィードバックは非常に重要な項目ですが、初心者にはハードルの高い内容の1つです。本セミナーは光学系の誤差解析に関して基礎的な事柄から実際の手法までをトータルに学ぶ講座です。土台となる理論の解説に加え、光学設計ソフトZemax OpticStudioを用いた例を紹介しながら理解を深めていただくことを特徴としています。実例データを提供しますので、講座で学んだ内容をZemax OpticStudio上で確認・自習することができます。
※本セミナーではZemax OpticStudioを使用した実習はございませんが、Zemaxのサンプルファイルをご提供いたします。

<受講対象>
光学設計分野での一般的な用語や概念にある程度慣れている方を対象としています。光学系設計の経験は問いません。レンズ設計ソフトZemax OpticStudioを用いた実例の説明も行いますが、使用経験は問いません。

<内容>
1.光学系の誤差解析の基礎
   1-1 光学系における誤差解析の必要性
   1-2 面形状誤差、面間隔誤差、硝材特性誤差の収差への影響
   1-3 偏心誤差とそれによって発生する収差、その評価
   1-4 公差設定の基本的な考え方とシミュレーション手法

2.光学系の誤差解析の実際
   2-1 誤差解析前の下準備
   2-2 誤差の設定
   2-3 厚み・間隔誤差の調整面
   2-4 感度解析結果・モンテカルロ解析結果の解釈
   2-5 代表的な誤差オペランドの紹介

<講師>
チームオプト株式会社 荒木 敬介、金指 康雄

<費用>
30,000円(税別)

<お申し込み定員>
25名

<セミナー開催方法>
オンライン形式での開催(Microsoft Teams使用予定)

<お申込み方法>
以下の、ティーイーエム社HPをご覧ください。